新卒の就職術は死ぬまで役に立つ。そんな就職活動をあなたはできただろうか。

成功する40代・50代の転職術
著:佐々木一美

オススメ度★★★★★(世紀の名作)
(※個人の感想です)
ページ数:205ページ
所要時間:2時間13分

成功する40代・50代の転職術

この本との出会い

まだ20代も前半なのに40代・50代の転職術?!と思った方も多いのではないでしょうか。笑

今転職×メディアでインターンをしているので、より転職に対する知識をつけるという意味で課題図書的な感覚で読み始めた本でした。笑

40代・50代の転職と新卒の就活の共通点

しかし、ここには私が後輩に新卒の就職活動で伝えている一般的ではない考え方も多く含まれていたので非常に驚きましたし、間違いなかったんだなと確信しました。

40代・50代の転職と言われるとイメージとしてもなかなか難しいというイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。私自身もそうでした。

テクニカルとマインド

この本にはいわゆるテクニカル的な部分とメンタル的な部分の内容に分かれているように思いました。

テクニカル的な部分に関しても非常に効果的だという内容が多かったですし、メンタル的な部分では実例を元にどんな心情になるかを詳細に表しながら進んでいくので非常にわかりやすかったです。

40代・50代の転職の現実

40代・50代の転職となると、周り一般的な40代・50代ではないということを伝えない限り、そもそも書類選考が通りません。実際、私が転職コンサルタントをしていた時も50代と見た時点で厳しいなと感じていたことも事実です。

「周りとは違ってこんなこともあんなこともできる」ということを履歴書や職務経歴書には書き込んでいきますが。実際にはそれだけでは足りません。

あなたが出来る能力に興味があるわけじゃない?!

何が足りないのか。それは、「貴社でどのように活躍できるのか」です。当たり前なのですが、コレが抜けている志望動機というものをよく目にします。

「私はAもBもCもできます。実はDもEもFも・・・」というしぼうどうきが以外にも多いのです。

できることが多いことはもちろんいいことなのですが、「ではあなたはうちの会社で何ができるの?」コレに答えられない限りうちの会社ではあなたは要りませんということになります。

なんでライフプランもなく会社をきめられるのか

私がES添削をするとESでそんなに突っ込むの?!といわれるほど細かいところに突っ込んだり、自己分析の手伝いでそこまでしないといけないの?と言われることも多いですが、

あなたの人生のこれから大部分を閉める仕事を決めるという作業においてあなたはなんでそんな不確実でその会社でやりたいこともないのに入社意思を決められるの?と私は逆に不安になってしまします。

やりたいこと。成し遂げたいこと。そもそもなんのために会社で働くのか。あなたがこの世に生を受けた理由は何か。そのれべるまでつきつめて自問自答してみることがわたしはとても重要な時間であるように思います。

40代・50代というタイミングで転職をする時であっても。この成し遂げたいこと。死ぬまでにやりたいこと。を考える自己分析は非常に重要です。

この歳で自分の哲学も持っていないということであれば、それは今まで誰かにずっと指示されて生きてきたということに間違いないでしょう。そうならないためにもわかいうちからこの自問自答を身につけなければならないと感じました。

 

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