【新卒2週間の経験から】仕事が溜まる前の新入社員に告ぐ。ロケットスタート仕事術を学んどけ!

今週のオススメ

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
著:メディアソフト書籍部

オススメ度★★★★★(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:287ページ

所要時間:1時間22分(2回目)

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

仕事が終わらない。とはこういうこと。

新入社員として早2週間。最初の1週間は蓼科で研修合宿だったため本社での研修は今週からスタートしたのですが、効率よく仕事を回せていなかったために定時には終わらない事態に。

 

定時に帰りたいわけではないものの、自分たちの仕事が終わらないから残っているだけに過ぎないという事実と向き合えばそれは全く望ましいことではないのは言うまでもありません。

 

知識として知っていることとできることには大きなGapがある。

この本はすでに一度読んでいて知識としては知っていましたし、もう一度読み返しながら今週1週間を過ごしたのですが、本で説明されている成功している状況を完全に実現することはできませんでした。

 

そこで強く「知っているだけでは何の意味もない。できる状態にまで消化させなければ」と思いました。まさに「知る→わかる→行う→出来る→分かち合う」の成長の5段階Stepにある知識と習得の間の壁に打ちのめされそうになっていたわけです。

小さな成功を一つずつ積み重ねることが自信になる。

毎日時間内に業務を終わらせることのできない自分に強く憤りを感じていましたが、最終日だけは定時で上がることができました。様々な要因が関わっていたことも事実ですが、この一週間全体を通してロケットスタート時間術は少しだけ体現できたのではないかと思います。

ところでロケットスタート時間術とは

人は怠ける生き物であり、後回し後回しにする生き物である。

夏休みの宿題を定期的にこなしておけば良いものを最終日に徹夜をして仕上げる。これに似た経験は多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

私は夏休みの宿題は早めに済ませるタイプの人間でしたが、高校の時のテストは直前・前日に一夜漬けになってしまった経験も何度かしました。ちなみに私は作者と同じ高校の出身なのですが、この時この本に出会っていれば、テスト直前に一夜漬けをしてしんどい思いをすることなどなかっただろうなぁと思います。

計画を立てるにはやらないとわからない。

とはいえ、私の経験上は一夜漬けをしたことがある回数はそこまで多くはありません。どちらかというと計画をすることが大好きなタイプの人間であったため、計画を立ててその計画通りに進められた時のほうが満足度が高いことも知っていました。

しかし、社会人になると計画を立てることがいきなり難しくなります。それはなぜでしょうか。答えは今までに経験のしたことのない状況では過去の経験から時間を予想して計画を立てることが容易ではないからです。

その時、力を発揮するのがロケットスタート時間術です。

まず本気でやる。そして計画に落とす。そして流す。という流れ

10日の仕事を例にとって説明していきましょう。ロケットスタート時間術では仕事を受けたらまず仕事の期間の2割(今回は2日)をもらって超高速でやり始めます。そしてほぼ完成まで持っていきます。そこでほぼ完成まで持って行けなかったら10日ではできない仕事であると判断し、期間を延長してもらいます。ほぼ完成まで持ってこれたのであれば、後半は流して仕事をするというものです。

「仕事が終わらない」という呪縛から逃れるために

仕事が終わらない理由は自分にはこなせない量のタスクを抱えすぎていることに起因しています。たしかに、新人のうちはタスクを断ることは無理だと思うかもしれません。しかし、タスクを振ったものの提出当日になってできていませんと言われるほうが上司にとっては困ります。このような状況になってしまえばあなたの信用は下がり、「仕事の出来ないヤツ」というレッテルが貼られてしまうのです。

ここで重要になってくるのが「報連相」ですね。あなたが抱えている仕事をこなせないと思ったら「相談」をすることが大事です。次の仕事のお願いにNoということも大事です。なぜならあなたに仕事を振って終わらなかったら困るのは上司であるからです。

この2週間の仕事に自分の夢を重ねられているだろうか

あなたが仕事を終えたか終えてないかにあなたの努力量は正直関係ありません。どんなに頑張ったとしても終わっていなかったら評価されないのです。仕事は結果で評価されます。ほとんどの場合プロセスは関係ありません。しかし、良質なOutputを出すにはそれにともなった効果的なプロセスが必要になることも事実です。つまりは計画が必要なのです。

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし、
故に夢なき者に成功なし。

とは吉田松陰先生の言葉ですが、その途中にある計画がなければ、成功はできません。そしてその計画には夢を元に立てられた計画であることが重要であり、これは仕事においては「仕事」と「自分の夢」をいかに繋げて描くことができるかということが非常に重要であることを言い表しているともいうことができるのではないでしょうか。

今年社会人になった18卒の黄金のゆとり世代の同期の皆さん明日からまた1週間が始まります!気張っていきましょう〜!

今週読んだ冊数=3冊

モノは最低限幸せは最大限
著:メディアソフト書籍部

オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:127ページ
所要時間:31分

 

モノは最低限、幸せは最大限 (ていねいに暮らす)

モノは最低限、幸せは最大限 (ていねいに暮らす)

 

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
著:河野英太郎
オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:206ページ
所要時間:49分(2回目)

 

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
著:メディアソフト書籍部
オススメ度★★★★★(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:287ページ
所要時間:1時間22分(2回目)

 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である