「幸せとは」選択理論心理学というたった一つの心理学教えてくれたこと。
著:スティーブン・R・コヴィー
オススメ度★★★★★(世紀の名作)
※個人の感想です
ページ数:481ページ
所要時間:2時間10分
3回読んでも新たな発見があるスルメ本
7つの習慣・成功哲学など分厚く内容が難しい本は1回読むだけでは到底理解できないことは前述のとおりですが、本当に何度読んでも必ず学びがあり必ず再読してよかったと思えることがこの類の本の特徴です。
3周目で学んだこと
今回は特にWin-Win or No dealから納得できる第3案の提示という部分に関して特に重点的に読みました。
全員が納得できる第3案を全員で作り出そうとする文化のある組織は非常に強いといえると思います。
どこか無力感やコミュニケーションの限界を感じてしまっている組織では実現しえない結果だと思うからです。
選択理論心理学の威力
選択理論心理学はあくまで心理学です。
しかし、世の中の通説としてはびこっている心理学(外的コントロール心理学)ではなく、人間は外界からの刺激に対して反応を選択することができるという心理学一つによって多くの人を救い、成功への道へと導いているということは非常にパワーのあることだと思います。
このパワーだけを見ていると"宗教"的な要素を感じる人も少なくないかと思います。確かに思想的な部分は考え方という部分で近しい部分もあるかと思います。
しかし、圧倒的に違うこと。それは「神の存在」ではなく「科学の存在」によってすべてを証明していることであります。何かを信仰することではなく原理原則がそうさせるというファクトベースで全てを説明できることこそが選択理論心理学のすごさだと思います。
自分の生活ベースで考える
あなたは今日幸せに生きることができましたか?それともいつも通りに今日が過ぎ去りましたか?
ちなみに私は今日とても幸せでした。
何が幸せだったか。
自分の時間を作り、その時間でこのようにブログを書き上げ、夕飯を作って夕飯を食べて。毎日作ることのできるその当たり前の時間を"生きてるなぁ"って時間を持ちながら、自分自身の選択の上で達成できたからこそ幸せだったのだと思います。
今までの僕では。。。
今までの僕では考えられなかったことです。
「面倒なことは自分でやりたくないし、誰かにやらせればいい。やらせることができないならば自分でイヤイヤやる。」
ってことを今まで続けてきた僕にとっては、洗濯だったりご飯作ったりなんて絶対に面倒なことだと思っていました。でも、実際それをやってみてその中に楽しみを見つけられるようになると毎日が楽しくなってくるんですよね。
うまくいかない日もあります。できない日もあります。それでも今日一日幸せに過ごせたと思えるかどうかって解釈なんですよね。
全ては自分次第
これはある歌の一節ですが
「いつも甘えた家庭に包まれ、友達が100人いて、恋人が何十人いたって、
満足できない人もいて、自らある種の地獄に向かっていく。
でも僕は違う。家族にあこがれ抱いたままでも、まだうまく友達も作れずに
恋愛に臆病なままでも、前を向いて生きている。幸せを感じている
全ては自分次第」
なわけです。
UVERworldの7日目の決意という歌からの引用ですが、
本当にこの曲は考えさせられることがたくさんあります。
当時二十歳だった僕に人生で成し遂げたいことを見つける前夜に
自分を奮い立たせる火をともしてくれた一曲でもあります。
この曲にあるように解釈はあくまで自分次第なんです。
つまり幸せになれるかどうかはこの世の中にある事実に起因するんじゃなくて、
あなたがどうとらえるか=解釈でしかないのです。
で、あるならば悲劇のヒロインを演じるのではなく、
本当にあなた自身が幸せであるように演じて生きているほうがよっぽど
幸せに生きれるのではないでしょうか。
今週読んだ本=1冊
著:スティーブン・R・コヴィー
オススメ度★★★★★(世紀の名作)
※個人の感想です
ページ数:481ページ
所要時間:2時間10分
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12/25
- メディア: 単行本
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