教育を考えるうえで学ぶべきディズニーの教育とは
9割がバイトでも最高の成果を生み出す ディズニーのリーダー
著:福島 文二郎
オススメ度★★★★★(世紀の名作)
(※個人の感想です)
ページ数:230ページ
所要時間:1時間2分
教育制度の有名な会社といえば?
教育制度が整っている会社といわれるとどこを思い浮かべるでしょうか。
多くの人が思い浮かべるのは「マック」「スタバ」そして「ディズニー」だと思います。
この3つの会社の共通している部分であり、素晴らしい部分は、
従業員の大多数がアルバイトで構成されており、
ほとんどの業務をアルバイトスタッフが当事者意識をもって行っている部分です。
また、この3社に共通して言えることは、
社員とそれ以外のアルバイトという組織ではなく、
名前は変われど、社員とアルバイトリーダー、マネージャー、トレーナーなどと
アルバイトの中にも縦の組織を組み込んでいるということです。
- アルバイトがほかのアルバイトを教えるということが普通である組織。
- アルバイトが社員業務を率先してこなしていく組織。
こんな組織が自店舗にもあったらいいなと思いませんか?
雇用形態と役割
“アルバイト”だからとか”正社員”だからとか”契約社員”だからとかではなくて、
同じ会社の一従業員として雇用形態は違えど、共に同じ方向を向いて走っていける組織にしていくことが重要だと思います。
そのために、もちろん店に多く入っている"正社員”や”契約社員”が店の環境を作るためのリードをしながらも
決定を全て正社員だけで行うのではなく、”アルバイト”も意思決定の場やMTGの場に居合わせる状態で決定していくことが非常に重要であると感じました。
ディズニーのアルバイトは”アルバイト”だからという基準で仕事をしていません。
アルバイトという言葉自体、なんとなく軽んじられて使われているように思います。
アルバイトは英語ではpart-time jobであり、区分けした時間分働く人という意味でしかありません。
そもそも英語圏ではアルバイトという概念すら存在せず、雇用形態の違いという概念もないそうです。
(ですので、週5で8時間働くアルバイトはpart-time jobではなくfull time jobだそうです。)
上記は余談ですが、雇用形態の違いなど関係なく、一従業員として助け合って店舗を回していくことができると
歯車が噛み合い始めるのではないかと思います。
ここまで、店舗単位のお話をしていましたが、会社全体の組織としても変わらないと思います。
企業におけるインターンの立ち位置
最近はインターンも流行っていますが、インターンアルバイトという言葉もあるように、
時給を払って学生に会社で働いてもらう機会を作っている会社も数多くあります。
このインターンをいかに会社の利益追求のリソースとして活用できるのかということも今回のお話とつながっているように思います。
9割がバイトでも最高の成果を生み出す ディズニーのリーダー
著:福島 文二郎
オススメ度★★★★★(世紀の名作)
(※個人の感想です)
ページ数:230ページ
所要時間:1時間2分
原因と結果の法則
著:James Allen (原著), 坂本 貢一 (翻訳)
オススメ度★★★☆☆(読むべき本)
(※個人の感想です)
ページ数:95ページ
所要時間:2時間27分
- 作者: ジェームズアレン,James Allen,坂本貢一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2003/04/01
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人生を変える修造思考
著:松岡修造
オススメ度★★★☆☆(読むべき本)
(※個人の感想です)
ページ数:187ページ
所要時間:1時間3分