人はいつから"多動力"を失い、つまらない毎日を生きることを切望するようになったのか。

多動力
著:堀江貴文

オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:193ページ
所要時間:1時間16分 

多動力 (NewsPicks Book)

「人はみな多動力をもって生まれてきた。」
何の話かと思うかもしれませんがこれはまぎれのない真実です。

多動力とは

多動力と言われると確かに無数の仕事を同時に抱え
それを超人的なスピードで動かす何か特別な能力
であるかのようにとらえやすそうな言葉ですが、

ホリエモンの言葉を借りれば、

周りの目を気にせず
やりたいことを興味の向くままに
リズムを崩さずやり続けられる能力
ということができます。

恥を知れという言葉があります。
一般的には「そんなことをして恥だと思わないのか」
という意味の言葉ですが、

この本を読んでむしろ、
「恥と思える馬鹿なこともやってみろ」
という意味で恥を知ることをむしろ肯定的に
とらえることができるのではないかと思いました。

あなたが3歳児であったころ、記憶はないかもしれませんが、
あなたはすべてのものに興味を持ち、すべてのものに夢中になり、
その間に汚したり、ものを壊したりしながら
様々なものを学んできたのではないでしょうか。

その力こそが「多動力」であり、
恥を恐れて行動を起こさない大人にだけはなるなということであるのです。

まさに「やってみなはれ」であり、
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」
であると思います。

周りの環境はすべて言い訳である

失敗の原因を自分以外のものになすり付けてしまう経験は誰しもがあると思います。
しかし、これは同様に誰しもがわかるようにいい状態ではありません。

どんなこともあなた由来であると解釈をして
MGK(問題原因解決のフレームワーク)に則り、
次に同じ失敗を起こさないようにしなければなりません。

多くの人がこの時に自分の失敗を他人や環境のせいにしますが、
ホリエモンは獄中でも自分に課した課題をやり切り続けました。

何をしたかというと、
メールマガジンを獄中にいながらも欠かさず更新し続けたのです。
一般的な人は携帯も使えず情報も遮断された獄中にいれば、
手段もなく、やる気も起きず、初日からやろうともしないと思います。

この本ではなく、ホリエモンの"ゼロ"にも書かれていますが、
ホリエモンの仲間と文通などで文章を伝えながらメルマガを更新し続けたのです。
また、本も死ぬほど読んだそうです。
この時の知識量が今にかなり生きているということも"ゼロ"には書かれています。

常に最大の効率化と自己開発に情熱を燃やし、
どんなことでも自分事としてとらえることのできる
"当事者意識"の重要性が改めて書かれています。

最終的に"好き"で生きる

ホリエモンは最終的に"好き"で生きること"ワクワク"することで生きること
が重要であり、目的は不要だという表現の仕方をしています。

確かに今を好きで生きることこそが重要であり、
そのための自己研鑽を好きでいられればそれはそれでありだと思います。

何よりももったいないのは

「"今","将来"への希望も持てず、
自己研鑽をできずに自己愛を育めずに人生を無駄に過ごしてしまうこと」
だと思います。

しかし、今現在の日本はこのような人が非常に多いのが現状です。
「目的を持つこと」も一つの手段でしかないという考え方も否定をせずに、
しかしながら目的をもって「未来」を捉えワクワクと好きの「今」を捉える。

この両立ができる人間を一人でも増やせるように、
自分は発信を続けていきたいと思いました。

多動力
著:堀江貴文

オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:193ページ
所要時間:1時間16分 

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

99%の人がしていない立った1%の仕事のコツ
著:河野 英太郎

オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:208ページ
所要時間:1時間16分(3回目) 

 

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

 

桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか
著:鳩山 玲人

オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:208ページ
所要時間:1時間19分