エリートって天才じゃなくて努力の天才(≒秀才)なのでは?
世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?実践編
著:戸塚隆将
オススメ度★★★★☆(名著)
(※個人の感想です)
ページ数:205ページ
所要時間:2時間13分
実践編の意味
この本は「世界のエリートはなぜこの基本を大事にするのか」という本の続編のような形で実践編とつけられている本なので、まずは1冊目を読んでから実践編を読むことをオススメします。
この本では「基本」の重要性を説き、そこからいかに日常に落とし込んで行くのかという話なのですが、
ゴールドマンサックス・マッキンゼー・ハーバード大学に所属する人間の基本を重んじ、当たり前の基準を非常に高く持っていると強く感じました。
ハーバードは何を教えているのか
あるべきリーダーシップの姿
例えばハーバードにはリーダーシップの強い人間が多く集まります。(リーダーシップを育てることを目的に学校を経営しているので当たり前といえば当たり前ですが。)
しかし彼らはディスカッションの時には非常に活発に議論を展開しますが、一度決定したことについてはその時のリーダーの決断に従うというフォロワーシップを発揮すると聞いた時にこの形こそ目指すべき組織の形であるように思いました。
実際の現場ではこれはなかなかうまくいきません。リーダーが引っ張った際にその結果が失敗に終われば、メンバーが”俺が言った通りにすればよかったんだ”と言い放ってしまう。そんな組織は多いように思います。
このような時どのように考えればいいのか?
リーダーは”申し訳なかった”という想いは伝えながらも、そこからどのように新たな道筋を作っていくかを必死に考えていけばいいですし、
メンバーにリーダーシップがあれば、「その際その道を許諾した自分自身に問題がある。」と当事者意識を持ち、では今何が必要なのか?をリーダーと共に考えていく。
これこそがリーダーシップであると思います。
リーダーシップには種類がある
何も立場的なリーダーだけがリーダーシップを発揮する必要はありません。
というよりも自分自身はどんな役割でリーダーシップをとることができるのかと常に考え挑戦していくことこそが重要です。
リーダーを輩出する学校
リーダーを輩出する学校という意味では
ハーバード大学も
私が入社する会社も、
私が代表をしている学生団体も共通してます。
今社会ではこの力がいかに求められているかということを感じました。
世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?【実践編】
- 作者: 戸塚隆将
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/08/07
- メディア: 単行本
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